山小屋泊の登山で必要な持ち物リストです。ウルトラライト、ファストハイキング並の軽量化を図りつつ、安価でコスパが良く、デザインも良いものを選んでみました。
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写真以外でバックパックに入れるのは衣類(防寒着・着替え)と消耗品(トイレットペーパー・食料・水・ガス缶)です。並べてみると以外と持ち物少ないですね。左上から順番に紹介します。
バックパック
バックパック
ポップアップテントで有名な仏ケシュア(Quechua)のFORCLAZ 30Airです。軽量980g、通気性のある背面パネル、送料込みで4,070円です。残念ながら30Lのモデルは廃盤になってしまいましたが、20Lのモデルはなんと送料込み1,990円で公式サイト販売中です。不安になる安さですが、ヨーロッパでは人気ブランドです。他にもコスパの良い商品がたくさんあるので、ケシュアのHPは一度チェックする価値ありです!
ドライバッグ
ノーブランド品の防水バッグで30L、重さ80gです。楽天で980円でした。
バックパックカバー
ザックと同じケシュアで揃えてみました。重さ63g、価格980円です。ケシュア安いです。
雨具
レインウェア
モンベル(mont-bell)の防水透湿レインウェア、バーサライトジャケットとパンツです。上下で重さ258g、価格2万円、ゴアテックスより少し透湿性能は劣りますが、重さも値段もおよそ半分です!デザインもレインウェアっぽく無いので、普段からウインドブレーカーとしてガンガン使えます。
折り畳み傘
MACKINTOSH PHILOSOPHYのバーブレラです。100g未満の超軽量折り畳み傘です。
寝具・身の回り品
トラベルシーツ
コクーン(COCOON)のトラベルシーツです。山小屋泊なので、シュラフの代わりに持っていきます。虫除け効果があり、ダニ対策にもなります。
財布・小物入れ
チャムス(CHUMS)のトレックウォレットとコインケースです。コインケースは、常備薬(バファリン、バンドエイド)、リップ、眼鏡拭き、ナイフ、家の鍵を入れ、小さなポーチとして使っています。
調理器具
ナイフ
ウルトラライト登山の定番、ビクトリノックスのクラシックです。ナイフ以外にもハサミや楊枝とか便利なので、普段から持ち歩けるようナイフっぽくないデザインを選びました。
ライター
コンビニで売ってるBICの100円ライターです。使うことは無いですが念のため。
バーナー(ストーブ)
sotoのウィンドマスターです。
クッカー
エバニューのアルミ鍋です。丈夫で軽いチタン製が主流のクッカーですが、熱電導率が高いアルミ製の方が調理器具として優秀です。お湯も早く沸きます。エバニューのアルミ鍋は廃盤になってしまいましたが、EPIが同じようなアルミ食器3点セットを販売しています。スタッキングできる鍋2つと皿(蓋)の3点セットで、大きい鍋なら一人分の即席麺も作れます。重さ168gはスノーピークのチタンクッカーよりも軽く、値段は実売価格で1,000円程です。
マグカップ
dinexです。軽量化を考えるとスノーピークのチタンマグが定番ですが、値段とデザインでdinexになりした。BEAMSとのコラボデザインです。
カトラリー
スノーピークのチタン製カトラリーです。廃盤になってしまいました。
軍手
日本野鳥の会の軍手です。滑り止めが付いた普通の軍手です。
洗面道具
タオル
sea to summitのテックタオルです。男性ならxsサイズで全身拭けます。
アメニティ
歯ブラシ、歯磨き粉、洗顔フォーム、化粧水、日焼け止め、シャンプー、ボディーソープ、ウェットペーパー、ミラーです。
電化製品
カメラ・三脚
カメラはスマホで十分ですが、山頂の星空撮影用に360度カメラTHETAを持っていきます。星空撮影に必須の三脚は100均ダイソーです。
モバイルバッテリー
ド定番のAnker PowerCore 10000です。10000mAhで世界最小、世界最軽量180g。実売価格2,300円。他の選択肢はありません。USBケーブルとソフトケース付です。
腕時計
カシオ(casio)のF-91Wです。1,000円以下で購入でき、親しみを込めてチープカシオと呼ばれています。(正確な販売数は発表されていませんが)世界で一番売れている腕時計です。オサマビンラディンがしていたことでも有名で、時限爆弾の起爆装置にも良く使われることからテロリストの時計とも言われています。話がそれましたが、丈夫さは折り紙付きで登山の使用にもぴったりです。もちろん防水です。
懐中電灯
USTのスプラッシュフラッシュLEDライト(SplashFlash LED LIGHT)です。ヘッドライトが嫌いなので、照射範囲が広く小型ランタンにもなるLEDライトを首から下げています。主にトイレに行く用です。スマホのライトでもいいんですが、両手をあけておきたい時に使います。単4電池1本で、25ルーメン、11時間点灯します。光が逃げない屋内では十分、屋外では足元を照らすぐらいの明るさです。カラビナ付き、防水です。
その他の荷物
衣類(防寒着・着替え)
夏山でも山頂の夜は冷えるので、ユニクロのフリースを入れています。着替えは下山して温泉に入る用に下着を1セットです。
トイレットペーパー
トイレ以外にも鼻をかんだり、食器が洗えないので汚れを拭き取ったりするのに使います。
食料・水
水は1日1.5Lが目安と言われていますが、だいたい余ります。いろいろ使うので半分は真水、残りはスポーツドリンクです。
ガス缶
小さいサイズで十分です。
総重量と登った感想
写真の荷物から身に付ける腕時計と手袋を除き、衣類(防寒着・着替え)とトイレットペーパーを入れて、ベースウェイト(消耗品である食料・水・燃料を除いた重さ)を測ってみると、3.6kgでした。消耗品を入れても7kg未満に納まったと思います。
実際に2日間、この装備で登山に行ってきましたが、ザックが良かったからか軽かったからかはわかりませんが、肩や背中が痛くなることはありませんでした。以前は65Lのザックに10kg以上の荷物を入れて登っていましたが、これまでの苦労はなんだったんだろうって感じです。
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