神奈川県相模原市におよそ2万年前の日本最古の建物跡があるので行ってみました。
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田名向原遺跡とは
およそ2万年前、旧石器時代の遺跡です。発掘調査で12本の柱穴と2箇所の焚き火跡、それを囲むように大量の石器片が発見され、日本最古の建物跡とされています。1999年に国の史跡に指定されています。
史跡田名向原遺跡旧石器時代学習館
遺跡は相模原市が整備して、展示施設も作られています。旧石器時代を学べる展示施設は全国的にも珍しいらしいです。
展示物は写真撮影禁止でしたが、発掘当時の写真やなぜ建物跡だと判断されているかなど、とても詳しく解説されていました。石器で使われている黒曜石の産地から、この当時に既に遠方地と交流があったことも驚きました。なかなか面白いです。時代が進んで、縄文時代の遺跡も発掘されているようでした。
田名向原遺跡公園
展示施設の道路挟んで向かいに田名向原遺跡公園があります。古墳や縄文時代の住居レプリカと共に日本最古の建物跡が展示してあります。
建物跡もレプリカですが、展示施設で勉強してから見たのでとても面白いです。何も無いんですが、ちゃんと建物跡に見えてきます。逆に展示施設を見てから見ないと、ただ石が並べてあるだけで面白くないと思います。
小さい遺跡ですが、日本の歴史が感じられて楽しかったです。展示施設では石器造りなどのイベントもやっていました。
施設概要
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