ゴールデンウィークに上高地にある小梨平キャンプ場でキャンプしてきました。
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小梨平キャンプ場とは
日本の山岳リゾート発祥の地、上高地にあるキャンプ場です。中部山岳国立公園の一部で、北アルプスの絶景が楽しめる一方、売店や食堂、お風呂など周辺の設備が整っていて、快適なキャンプができます。観光スポットもたくさんあります。マイカーの乗り入れが規制されているので、徒歩キャンプ専門ですが、オートキャンプ場と違って静かで良いです。熊に襲われた事件があったのもここです。
営業期間と予約
上高地の開山が4月中旬、閉山が11月中旬で、キャンプ場もその間に営業しています。閉山期間中の問い合わせ電話番号もあるのですが、何度電話しても繋がりませんでした。閉山期間中もキャンプ場に勝手にテントを設営するのはokのようです。
営業期間中のキャンプ場利用も基本的には予約不要で、お盆やシルバーウィークだけ予約が必要です。GWは予約不要です。まだまだ寒いので利用者が少ないみたいです。GWに予約不要で行けるのはありがたいです。
小梨平キャンプ場の行き方
アクセスは上高地の公式ページにまとめられています。東京、名古屋、大阪からは直通の高速バスがあります。あとは、上高地線の新島々駅から路線バスです。路線バスは行きは予約不要ですが、帰りは予約が必要です。
今回は、高速バスの予約が満席だったので、中央線の各停で松本駅まで行って、上高地線に乗り換えて新島々駅から路線バスで行きました。朝の8時に家を出て松本に着いたのが13時、遠いです。せめて特急にすれば良かった。松本駅でご飯食べてたら、結局、上高地まで行ける最終電車になってしまい、松本発15:26の上高地線に乗って、路線バスに乗り換えて、上高地のバスターミナルに着いたのが17:10でした。バスは路線バスと言っても観光バスで、ちゃんと座れました。
バスターミナルから歩いて10分で小梨平キャンプ場に着きます。キャンプ場の受付が18:00までなのでギリギリでした。
混雑具合
人気の川沿いは密集していますが、あとはガラガラです。受付終了間近で入りましたが、川沿いにテントを張ることができました。まだ寒いので来る人が少ないみたいです。
一番手前のテントが自分です。遅い到着でしたが、良い場所に設営できました。
林間サイトは空いています。
天気と服装
標高1500mにある小梨平キャンプ場は夏でも涼しく、ゴールデンウィークは寒いぐらいです。2泊しましたが、1日目と2日目は、雪混じりの雨で、3日目の午前中は晴れましたが、午後からは雪でした。すごい寒かったです。最低気温は氷点下の-1.9度です。
たまにテントに積もった雪を落としていました。風もテントが飛ばされそうなぐらい強かったです。年によっては、昼間は暖かいそうですが、、真冬の服装を用意していくのが良いと思います。
3日目の上高地バスターミナルでの雪です。
上高地の天気はtenki.jpの上高地のページで確認できます。
売店やお風呂など
小梨平キャンプ場は、売店やお風呂など設備が充実しています。
売店はお酒、水、インスタント食品、野菜、冷凍肉、お米、調味料、お菓子などの食品やタオル、靴下、雨具などキャンプに必要な物が売っています。OD缶、CB缶も売っていましたが、ノーマル缶しかありませんでした。7:00から18:00の営業です。
食堂もメニュー充実です。カレーやうどん、蕎麦、各種定食があります。値段は850円ぐらいが多いです。ホットサンド定食もありました。なぜかホットサンドにサラダと味噌汁が付いてきます。美味しいですよ。7:00から13:40と16:00から18:00の営業です。ラストオーダーは17:20です。
食堂や売店の周りはWi-Fiも飛んでいます。スマホの充電サービスもありました。
お風呂は当日予約制です。事前の予約は不可でした。テント泊は、14:30から16:00で、大人600円です。温泉じゃないですが、中も綺麗です。
トイレもキャンプ場にしては綺麗ですね。暖かい便座です。
ちょっと面倒臭いルールも
焚き火は焚き火台も含めて、基本的に禁止です。BBQ棟があるので、そこなら18:30まで焚き火が許可されています。また、熊が出て事故があったこともあり、熊対策は徹底しています。食品やゴミはテント内で置いておくことができないので、毎日、夜になったら保管場所に持っていく必要があります。ゴミはそのまま捨てられるので良いですが、食品の管理は面倒でした。
周辺の観光スポット
3日目の午前中は晴れたので、小梨平キャンプ場→明神池→河童橋→大正池と歩いてきました。
全部で4時間ぐらいのコースですが、上高地の自然を満喫できました。特に明神池は神秘的で良かったです。
途中、たくさんの野生の猿に会いました。
小梨平キャンプ場の概要
- 公式ホームページ:http://www.nihonalpskankou.com
- チェックイン時間:6時〜18時
- チェックアウト時間:決まってないそうですが、10時くらいまでにと言われました。
- 料金:1人1泊1200円
- 運営:日本アルプス観光株式会社
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