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階段関数とは
変数が0より大きいとき1となり、0より小さいとき0となる関数を階段関数、もしくはステップ関数と言い、記号\(\theta\)で表す。
$$\begin{eqnarray}
\theta(t)=
\begin{cases}
1&(t\geqq0)\\
0&(t\lt0)
\end{cases}
\end{eqnarray}$$
階段関数の微分
階段関数の微分は、グラフの形から明らかにデルタ関数となる。
$$\frac{d\theta(t)}{dt}=\delta(t)$$
階段関数の積分表示
階段関数の積分表示は、
$$\theta(t)=\lim_{\varepsilon\rightarrow 0}\frac{1}{2\pi i}\int^\infty_{-\infty}\frac{e^{i\omega t}}{\omega-i\varepsilon}d\omega$$
となる。証明は、複素関数
$$f(z)=\frac{e^{izt}}{z-i\varepsilon}$$
を用いて行う。
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