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生成・消滅演算子と場の演算子の関係
LSZの簡約公式を求める前に、生成・消滅演算子と場の演算子の関係について考える。
量子力学を思い出すと、ある固有値が観測される確率振幅は、その固有関数と状態ベクトルの内積で、ちょうど状態ベクトルの展開係数となっていた。
クライン-ゴルドン方程式の内積を使って、運動量
となり、予想したとおり、状態ベクトルの展開係数が求まる。同様に
となる。以上より、クライン-ゴルドン方程式の展開係数と場の関係式は、
となる。同様に(もしくは複素共役から)
となる。さらに、4次元の表記にするために両辺を変形(時間で微分して積分)すると
となり、左辺の積分を実行して、
となる。同様に(もしくは複素共役から)
となる。展開係数と場を演算子に読み替えると、場の量子論での生成・消滅演算子と場の演算子の関係式が表せる。
LSZの簡約公式
ここから場の量子論に戻って、粒子がm個からn-m個に散乱することを考える。
となる。上記で求めた生成・消滅演算子と場の演算子の関係式を使って、
となり、この式をレーマン-ジマンチック-チンマーマン(LSZ)の簡約公式と言う。
【参考図書】
posted with カエレバ
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この LSZ 簡約公式の導出は簡単でいいですね。
参考になりました!
ありがとうございます。自分も勉強中です。
あもんさんのページも参考にさせていただきます!