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ルジャンドル変換
ルジャンドル変換とは、2つの対称的な関数の関係を表す数学の公式である。まず、物理的な意味は考えずに2種類の関数
で定義する。すると、それぞれの関数の全微分は、
となり、両辺を足すと、
となる。ここで、任意の
となる。対称的な関数の変換式
が求まり、この変換をルジャンドル変換という。
ハミルトニアン
ここから物理に戻る。ラグランジアン
で定義される。関数
をルジャンドル変換すると
となるから、関数
運動量
変数
が、以前に導出したラグランジアンと運動量の関係式と同じであることから、変数
を代入して計算すると
となり、確かに変数
変数の扱い
ハミルトニアンや運動量の定義式より、
の時、ハミルトニアンは
となる。
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