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角運動量演算子
角運動量は
となる。
角運動量演算子の固有値
角運動量演算子を微分演算子の極座標表示を使って、成分で書くと
となる。さらに
となる。この式の{}の中は、水素原子の波動関数で求めた球面調和関数
と同じ形である。
となり、球面調和関数
である。さらに、球面調和関数を
であるから、任意の定数
となる。角運動量演算子のz軸成分に代入すると、
となり、角運動量演算子のz軸成分の固有値は、
となる。
演算子の交換関係
角運動量演算子の交換関係は、
となる。つまり、先程求めた
量子数との関係
磁気量子数は、
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