パイ中間子が光子を吸収するときの確率振幅を求めます。
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計算の準備
確率振幅の計算方法
であるから、まずは相互作用項
ハミルトニアンの相互作用項
パイ中間子は複素スカラー場で表される。電磁場と相互作用する複素スカラー場のハミルトニアンは、
となる。ここで微細構造定数
を考えると、
となる。
となる。
場の展開式と始状態・終状態
場の展開式は、
であるから、始状態と終状態は、
となる。
代入
一次の摂動の確率振幅は、
となり、光子とパイ中間子が式の中で分かれる。
確率振幅の計算
光子
となる。
パイ中間子
となり、演算子のペアの項が8つある。左から
となり、同様の計算で5項目は
となる。2項目は
となり、同様の計算で3項目、6項目、7項目も0になる。4項目は、
となり、同様の計算で8項目も0になる。したがって、1項目と5項目だけが残るので、
となる。
確率振幅
係数を
とすると、確率振幅は、
となる。デルタ関数はエネルギー保存則を表している。
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